このところ早朝から夜までスケジュールがびっしりという日が続いている。
そうした中参議院選挙にむけてのマニフェストの見直し、検討がはじまった。私は「雇用」「食の安全」「消費者問題」「人権等」の分野の責任者として取り組んでいる。すべての項目が生活の基本となるものだから重要である。
検討を進めていくと、野党時代にはみえていなかったこと、視野に入っていなかったことが突然視界の中に入ってきたりすることもある。まさに、今回のマニフェストは政権政党としてのマニフェストである。
もう一度衆議院選挙のマニフェストをしっかりと検証し、見直すことにもためらうべきではないと思う。
先日、といってももう十日以上も前になるが、今月の七日の夜、鳩山総理を励まそうということで、共通の親友である大正製薬副会長の太平明さん、それに太平さんの親戚になる玉木雄一郎衆議院議員の四人で会食をした。
太平明さんは太平正芳元総理大臣のご子息である。とにかく明るく、まさにナイスガイである。もう20年以上のお付き合いである。選挙の時も必ず激励にかけつけてくれる本当の親友である。
当日は、大平さん行きつけのドイツ料理の「ツム・アインホルン」。
シュフの野田さんはベンツ本社主催の会食会にドイツまで呼ばれる程の腕前だという。確かに素晴らしい味である。
そして、当日太平さんはお父様をモデルとした辻井喬さんの小説「茜色の空」を私達にプレゼントしてくれた。
「作家としての堤さんが父のことを取材し調べたけどどうしても女性がでてこない。これでは小説にはならないから自分が理想とする女性を登場させたからこの部分はフィクションだということです。」と太平さんは笑いながら語った。
鳩山総理も「そうなの?」と笑顔であった。約1時間半、なごやかなひとときであった。