本日、衆議院で代表質問が行われた。
やっと国会が動きはじめたという感じである。
あの暑かった夏の参議院選挙から早くも3ヶ月経過した。
実質日本の政治はこの3ヶ月間空白だったと思う。
その空白をうめるためにも、これからの国会に期待したい。
何といっても参議院は与野党が逆転し、しかも野党の民主党が第一党という国会は近年になかったことである。
いわゆる「ねじれ国会」と言われるが、だからこそ大いに期待したい。
そしてこの国会で国民の皆さんから民主党へ信頼が得られれば、それこそこのねじれの先に政権交代がある。
議院運営委員会や予算委員会の理事等を体験した私からすると、大いに期待したいのは国勢調査権である。
資料請求や参考人招致、証人喚問などいくら要求しても野党の要求は常に無視された悔しい思い出が私にはある。
その体験からすると少なくとも参議院では国民の目線に立った透明度の高い政治を目指すためにも、国勢調査権を有効に使うことを期待している。
そのことで政治に緊張感がみなぎり、また透明度が高まれば政治全体へ、そして民主党への信頼は高まるのではないかと思う。