爽やかな風が吹き、緑が目にしみる季節。
神社の祭りや各町会の総会や各種スポーツ大会など各地域活動も盛んである。
今日は恒例のJFEスチールの川崎にある東日本製鉄所主催の「ふれあい祭り」に顔を出した。
地元町会やJFE京浜労働組合などがいつものように模擬店を出したり様々なイベントがあり大盛況である。町会長の皆さんや会社や労組幹部の皆さんと缶ビールを飲みながらしばし政治談議に花が咲いた。
昨日(5月24日)は年一回のラ・サール高校の東京同窓会が開かれた。経団連会館には約500名の参加者であふれた。同窓会長は私と同級生で3年生の時同じクラスでもあった弁護士の野田健太郎君で今年も鹿児島から出席をしてくれた。また、当時「倫理」を担当していたラベル先生にも何十年振りかに会うことができて本当になつかしく話しは瞬時に高校時代に戻ってしまった。ラベル先生の授業では他人への思いやりや社会の公助・共助の大切さを教えられたことを鮮明に覚えている。ブラザー(修道士)であるラベル先生は函館で今もお元気で活躍されているという。嬉しいことである。
先週金曜日(5月23日)午後に来日中のミャンマーのソー・テイン大統領府大臣とミャンマー大使館で会見した。マハティールマレーシア元首相やリーシンガポール首相らと共に20回目を迎えた国際交流会議「アジアの未来」に出席する為に来日をされ、安倍総理、麻生財務大臣とも会見された。ソー・テイン大臣は現政権でテイン・セイン大統領に次ぐナンバー2の実力者といわれている人である。小柄な体だが、身振り手振りの話しには迫力があり、また明解である。「野田前総理、城島前大臣そして現在の安倍総理には延滞債務問題の解消をはじめ多くの分野でご支援を頂き大変感謝している。この体験から、今後は国としての借金はできるだけさけて、民間企業を通した支援をして頂きミャンマーの発展に繋げたいと思っている。特に、技術やノウハウを持った日本企業、大企業だけでなく、とりわけ中小企業の進出をお願いしたい。また、日本の地方銀行にも関心をもっている。必要とあらば融資先のミャンマーの企業を「推薦」してもいい」と熱っぽく語った。時々大きな声で笑いながら冗談をまじえた話しにはミャンマーの将来への思いがにじみ出ていた。約40分間の会見であった。昨年8月末に訪れた時の蝉しぐれを思い出しながら緑にかこまれたミャンマー大使館を後にした。
ソー・テイン大臣と会見(ミャンマー大使館にて)