昨日はテレビ東京の「週刊ニュース新書」に出演した。
番組が始まる前に控室に入るといきなり「白衣」が目に飛び込んできた。胸の部分に「東京大学農学部獣医学科城島光力」という名札までついている。
「なんだろう!」と思ったがその訳がすぐとけた。そもそもこの番組には「マーゴ」という猫がいつもいる。その「マーゴ」を診察するという場面からスタートするという。そして私が国会議員ではめずらしい獣医学科卒ということをクローズアップしてくれるということらしい。大変ありがたいことである。何十年振りかで白衣を着てみるとピリッと気が引き締まる。かつて学生の時、そして味の素の研究所で働いている時以来である。
「うーん、いいなあ」と我ながら白衣姿に感じ入ってしまった。
「ところで何故、猫がいるんですか?」と尋ねると、この番組のスタジオは司会の田勢康弘さんが自分の部屋にゲストをよんで討論をするという設定だという。そして、田勢さんは私と同じ動物好き特に猫好きだそうだ。
そこで、このスタジオに猫が脇役(?)として登場するという。
「なるほど!」と感心した。
番組では田勢さんとのトークが中心であるが特に田勢さんの含蓄深いコメントがすばらしい。
「あまり妥協しすぎるとかえって前に進まない」という主旨のコメントを頂いた。
相手の立場に立ちつつブレないところは微動だにしないことも必要だということだ。全く同感である。
番組の最後に私は「譲り合う心」という言葉をボードの書いた。まさに堅忍不抜の精神でこれからの厳しい国会に臨んでいきたい。