去る3日(木)、神戸にでかけた。日本のビバリーヒルズと言われている芦屋市の六麓荘にある長手孝さんの大邸宅で開かれたミャンマーからの長手さんの友人たちの歓迎パーティーに呼ばれたからである。約20人程のメンバーであったが、多くの人は仏教サミットに出席された方々であった。神戸市が一望できる素晴らしい邸宅で最高の「おもてなし」のパーティーであった。
長手さんは神戸ミャンマー名誉領事館の名誉領事の肩書きをお持ちである。先日、一緒にゴルフをしたが私は散々だったが長手さんのスコアーは39.40のハーフ79であった。とても73才とは思えないショットである。さすが男子ゴルフ若手ホープの谷原プロの義父である。その長手さんにゴルフのワンポイントアドバイスを頂いた。今度のプレーが楽しみである。
25年前に出版した「労働組合読本」の新装改訂版が間もなく出版できる事になった。この本は、職場で労働組合のリーダーになった人に、「労働組合とは何か」「リーダーの役割とはなにか」「労働組合の歴史」などについてできるだけわかりやすく解説、説明した本をという日本生産性本部の依頼で書いたものである。私は当時、味の素労組の委員長であった。引き受けたものの大体毎日夜遅くなることが多い生活で、期日までに書き上げる事が出来るか不安もあった。しかし、引き受けた以上何としても約束の期日までには書き上げようと決心し、短くても毎日書くことにした。そしてどんなに夜遅く帰宅しても朝早く起きて執筆をしたものである。最後の章を書き上げたのは約束の期日前の五月連休中であった。その時の達成感と喜びは今も鮮明に思い出すことができる。窓の外は爽やかな五月晴れであった。
早いものであれから25年!この間、韓国語やタイ語にも翻訳された。今回改めて改訂版の話しを頂き少し時間もできたこともありこの夏に改訂作業に取り組み先日新しい改訂版が手元に届いた。表紙も明るくデザインも爽やかないい感じである。苦労している職場リーダーの方々のお役に立てればと思う。
新装改訂した「労働組合読本」城島正光著
※著者名は本名の「正光」です。