不思議な事に、安倍総理がAPECはじめ長く外遊している間に、国内で一気に解散風が吹き荒れ報道どうり解散となった。
そして、「大義なき解散」との意見でほぼ一致している。自民党内部でも多くが同様の見解のようだ。なかでも自民党岐阜県連は「国民軽視の党利党略解散で断固反対」との声明を発表したほどである。
そして17日に発表された7-9月期のGDPは年率1.6%減という衝撃的な数字であった。4-6月期が年率7.3%減であったことから、誰しもがまさかマイナスになろうとは思わなかったと思う。国内の新聞は躍起になって深刻さを抑えた記事だが、海外の報道は日本の景気後退と報じている。私はこのブログで今年の春闘が物価上昇以下に終わったことから、好循環の景気回復は難しいと書いたものだ。予想どうりである。私からすれば驚くにあたいしない。アベノミクスの限界と失敗が明確になったと思う。一昨日、私の集会で枝野幹事長は「安倍さんは民主党政権の時より経済を良くした、良くしたと口癖のようにいうがとんでもない。民主党政権3年間ではGDPは5.4%伸ばした。一方安倍政権この2年間GDPの伸びは1.3%しかない。これでよく言えたもんだ」と述べた。全く同感!強者や富裕層だけに富が集中しつつありまた過度な円安は海外への私たちの富が余計に流出している。これでは国内の好循環はなおさら無理である。
こんな状況での解散である。おそらく安倍総理は「いまやれば勝てる」と判断したのだろう。そして、特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認の閣議決定も国民の承認をもらったと胸をはるつもりだろう。さらに向こう4年間、自分の思いどうりの政治を進める腹づもりだろう。国民を見くびってはいけない。安倍総理にとって「取り返しのつかないことになる解散」となるよう全力で闘います。
尚、皆様にご案内申し上げます。
11月22日(土) 11:00より 城島光力事務所の「事務所開き」を行います。
住所は川崎市川崎区宮本町2-27。