今月末の臨時国会にむけての対応と地元川崎の市長選挙と神奈川参議院補欠選挙応援活動にと地元と国会を往復する日々である。
そんな中、13日(火)18時から首相公邸で鳩山総理主催の懇談会兼会食の会が開かれ私も出席した。メンバーは衆議院の各委員長である。鳩山総理は私の地元川崎にこの1年間で3回も応援に来てくださった。このところ相次ぐ外遊で体調はどうかなと心配をしていたのだがすこぶる元気でほっと一安心した。
その後引き続いて中井拉致担当大臣と会食した。中井大臣も古くて長いつき合いである。私が味の素のサラリーマン時代からの約30年来のおつき合いである。というのは、中井大臣の選挙区がかつての中選挙区時代は味の素の工場がある四日市も選挙区だったことで中井大臣が旧民社党の議員の頃から応援していた。当時、時々議員会館へ訪問しては食事をごちそうになったこたがあった。その頃の中井大臣の食べる量の多さに驚いたものである。2~3人前は当たり前という感じであった。その中井さんと大臣になられてはじめて食事をしたが相変わらずの大食漢である。「大臣、全く変わってないですネ!」と感心しながら言うと、「いやぁ~そうかなぁ」と笑顔である。政府と国会共に協力して拉致問題の解決・前進にむけ努力することを誓った。
またこの拉致問題について委員長としての私への外国の大使館からの面会が続いている。アメリカ大使館の“ロバートルーク公使”やスロベニア大使館の“ウラディミールガスパリッチ公使”など相次いで訪問を受けた。いずれも素直な意見交換をし、その上でこの問題の解決・前進の為のご協力もお願いした。予想以上に各国の日朝問題・拉致問題への関心の高さを感ずる。責任の重大さを感ずると共に政権与党になった事を実感する。
また昨日は蓮池透氏とお会いした。拉致被害者蓮池薫氏のお兄さんである。静かな口調でひとつひとつ丁寧に正確に伝えようという姿勢である。ありがたいことである。中でも2002年9月17日の小泉政権の第1回訪朝の1日の出来事については大変興味深く聞かせていただいた。この小泉訪朝の時、一体どういう交渉がなされたのか今も明らかにされていない。徹底した検証が必要であると思う。
何としても拉致問題の解決・前進にむけ全力で取り組んでいく覚悟である。