今年もやっとインフルエンザの予防注射をした。
実は予防注射をしたのは昨年が初めてである。不思議なことに今まで一度もインフルエンザに感染したことがない。だからずっと長い間予防注射をしたことがなかった。
しかし昨年思いたったのは「インフルエンザに感染したらかなり大変で苦しい」と何人かに言われたからである。・・・「じゃあ、念のためにやっておこう!」と思ってかかりつけの医院に行ったのである。その効果だったかどうかは分らないがお蔭様でこの1年も又、インフルエンザに感染せずに過ごせた。そこで今年も”念のため”と思い近くの医院へ出かけた。
料金は3000円だ。ところが東京のある医院では4800円である。高齢者への補助金にも自治体で大きな差がある。それにしても同じ薬でちょっと差が大きすぎるなと思う。
ところで中国で鳥インフルエンザが人から人へ感染したらしいという。ついに人から人へ感染するようにウィルスが変異をおこしたのだろう。
だとすれば大変なことである。そもそもインフルエンザは元々は鳥インフルエンザウィルスが変異をおこして人から人へ感染するようになったものであるという。
かつて多数の死者を出したスペイン風邪や香港風邪といわれたものも元はといえば鳥インフルエンザだそうである。
従って現在の鳥インフルエンザが本当に人から人へ感染するようになったとすれば、それこそ予防薬もなく大パニックになる可能性があるといわれている。
まして来年はその中国の北京オリンピックの年である。
何としても今の段階で感染が広がらず終息するような対策をとることは世界的課題である。
まして日本はその隣国であり我国の大きな課題でもあると思う。