8月も終わり、久し振りに太陽が顔を出しプールで遊ぶ子供達の姿があった。
夏休みも終わりだ。
昨日アフガニスタンで拉致され死亡した「ペシャワールの会」の伊藤和也さんが遺体で帰国した。
31才という若さでこよなく愛したアフガニスタンで非業の死をとげた。
報道で彼の現地での活躍ぶりを知った。
そしてその志の高さに敬服してしまった。
改めてご冥福を祈る。
対照的にその志の低さというか志のない政治家の行動に憤りを覚えた。
即ち、渡辺、大江、そして姫井各参議院議員の離党劇である。
姫井議員は翌日離党を撤回するという何とも幼児性丸出しの行動である。
そもそも渡辺、大江議員は参議院の比例代表での当選者(渡辺議員は2004年参議院比例区最下位当選、大江議員は2007年参議院比例区最下位から2番目当選)である。
二人ともまさに民主党票によって当選した典型的な議員である。
従って民主党の一議員として行動することが誰よりも求められており、また義務でもある。
それを何を勘違いしたのか、まるで自分の力だけで議員になったかの言動が続いていた二人である。
党の運営に不満があるから離党するではまるで子供である。
もちろん本当のところは自民党からの様々な誘惑にのったものであることは誰もがわかっていることでもある。
こうした志のなさ、低さ、そしてまるで「天動説」を唱えるかのごとき自己利益、自己中心的人物が同じ政党にいたこと自体恥ずかしい限りである。
比例代表制の見直しなどというレベル以前の問題である。
二人は即刻議員辞職すべきである。