来年度の予算編成にむけた政府の検討がいよいよ正念場を迎えている。その基本となるのが税制である。先日、税及び予算について、党としての提言をまとめ政府に提出をした。
今週はいよいよ税制について政府案を決定する段階にきた。そして予算編成もヤマ場を迎えることになる。
先週から連立与党の国民新党に加え社民党との来年度予算に関する協議を行っている。明日(14日・火曜日)も更に協議をする予定である。この三党の協議についてメディアはいろいろ報道しているが、そもそも三党の協議は今回急に始まった訳ではない。今まで連立与党の国民新党とは毎週定例で政策協議を行っている。また、国民新党と社民党の定例の政策協議の場に私がオブザーバーという形で参加している。今回の協議はこうした実績にもとづいたものである。従って今回の三党協議は「合意案」をまとめるというようなものではないものの今日までのこうした経緯も踏まえ、真摯な論議と検討をしているものである。こうした協議が成果として実ることを強く期待している。
それにしても相変わらず政治がさわがしい。何とかならないものかとつくづく思う。
「静かに行く者は、健やかに行く」
「健やかに行く者は、遠くまで行く」
かつて城山三郎さんの本でみつけた言葉である。
政治家ももう少し〝静かに〟〝健やかに〟したらいいのではないかと思う。