国会は予算委員会の総括質疑が行われた。
野党の質疑について総じてマスコミの評価は厳しい。
論議を深める内容になっていないという指摘が多い。
特にTV中継となると落ち着いた議論と言うよりパフォーマンス的なものになり勝ちである。
論議の中で民主党のマニフェストに関して野党から「マニフェスト違反」だの「撤回して謝罪しろ」など感情的発言が目立った。
私が代表質問で訴えた「ハーバード大学白熱教室」のような白熱国会とはいかないものである。
そもそもマニフェストは4年間の政権公約である。
今年の9月でちょうど折り返し点の2年を迎える。
従ってこの中間点でマニフェストを検証することは当然の責務である。
あくまでもまず検証であって、いきなり最初から見直しがではない。
マニフェスト先進国イギリスにおいては、野党から与党になった場合のマニフェスト(即ち、マニフェストを作った時は野党)は政権について、きちんと検証し見直すことこそが責任ある姿勢だといわれている。
一方、与党が引き続き与党として政権を担った場合(即ち、マニフェスト作った時も与党)のマニフェストの修正に対しては国民は極めて厳しいという。当然のことだ。
昨日、愛知県知事選挙の応援に行った。
知事も名古屋市長選挙も極めて情勢は厳しい。
厳しい情勢の中で頑張っている候補者の心情を思うと、短時間でもいいから激励しようと思った。
金曜日の夜遅く新幹線で出かけた。
翌日午前8時豊橋駅前での街頭演説に参加した。気温2℃。
当初は前原大臣が応援に来ることになっていたものの、エジプトの政情混乱により東京を離れられなくなり急遽キャンセル!
前原大臣が来ると思って集まった方々には申し訳なかった。
伴野副大臣が代役を務めた。
私も政権交代の意義をあらためて訴えた。
最後に候補者本人が本当に熱く訴えた。
厳しい選挙情勢にある分、彼の必死さが胸に響いた。