先週2月24日、民主党神奈川県連合会主催の「新春パーティー」を、横浜で開催した。約1300名をこす参加者で久しぶりに 明るい・盛り上がったパーティーになった。党本部から輿石幹事長をはじめ、黒岩知事 林横浜市長など多数の来賓もお越しいただいた。昨年のパーティーはちょうど1年前の2月25日であったが当時の岡田幹事長の挨拶には、ヤジがとぶという状況であった。民主党への厳しい視線は変わらないものの、今年は何故か、会場の雰囲気は去年と比較にならない程あかるいものであった。私も県連の代表としてのあいさつの中で「民主党は今の季節のように、厳しい寒風にさらされています。しかしこの寒風の中で桜はしっかりと芽をつけ寒さにたえています。やがてくる春にみごとな桜の花を咲かせるには、この寒さを、耐え抜かねばならないをおしえてくれています。民主党も同様です。この厳しさにきちんと向き合い、耐えて成長してこそ皆さんの期待に応えることができると確信しています。」という主旨のあいさつをした。これは実は、4年間の落選中の私自身の体験談でもある。
毎年この寒い2月、地元まわりをしながら冷たい北風にゆれる小枝にしっかりと小さな芽をつけている桜の木を見つめながら自分を励ました体験が忘れられない。またその落選中に実感したことがある。 1つは働きたくとも働けないという失業のつらさ、 もう1つは10年間衆議院議員を経験した自分からみても国政があまりにも国民からかけ離れた政治であることであった。 国政に復帰したらこの2つのことを胸に刻み頑張ろうと思ったものである。とりわけ、いわゆる永田町でしか通じない理屈、理論はやめようと決意した。国政に復帰して、この2つの思いを忘れずに今まで活動してきたと思っている。はからずもこの通常国会から、国会対策委員長となった。この国会対策は、とりわけ永田町でしか通用しない理屈やかけ引きが多いものである。しかしあの苦しい落選中に決意したことを貫き通すべく、永田町政治から国民主権の政治へを常に心がけている。